チョコレートの中で、先日ご紹介した有機ハイカカオの中でも更なるハイランクにぼくらが位置づけしているものでフェアトレードで流通しているものがあると書きましたが、それをご紹介したいと思います。
これです。

この写真は、2年程前のクリスマス時期に買ったものですが、一年を通して置いていると思います。
ただ、最近はちょっと見なくなりましたね。
特にこの85%は。
撤退したのか、一時的に品薄なのか。
85%のビターチョコレート
85%のハイカカオはかなりビターなので、ハイカカオ好きでないとちょっと濃すぎると感じるかもしれませんが、ぼくの中ではギリギリでおいしくいただけるチョコです。
「ギリギリでおいしく」というと無理においしいって言ってるように聞こえるかもしれませんが、おいしくいただけるカカオ含有量の極限点を知りたいので、一種のスポーツや筋トレのイメージですかね。
ギリギリのところの気持ちよさ。この例え、わかりますかね。
ではいつものように裏面を見てみますね。

乳化剤不使用
はい、これも原材料が3つしかありません。
お値段も600円ほどなので、決して安い方ではありませんよね。
でもそれだけ「非効率」な生産方法なんだと思います。
でもそれが身体には重要なんです。
乳化剤はカカオや油分、糖類をまんべんなく混ぜて安定させる働きがあります。
それはチョコレートを滑らかにして舌触りをよくするということにもつながります。
しかしこのレーベルにも記載があるように、通常健康面で嬉しくない乳化剤を添加していないので混ぜ合わせて形成させるのに時間がかかるという意味です。
乳化剤にも中にはレシチンなど自然由来のものもあります。
そのように何が使われているかわかっていればまだしも、単に「乳化剤」と書かれていたら何を乳化剤として使っているかわからないという意味で、避けているということになります。
香料に至ってはこれだけハイカカオですので、カカオの味ははっきりしていますので要らないですよね。
ということで入っていないのだと思います。
フェアトレード
そしてこのチョコで特記すべきところはフェアトレードです。チョコレートの原料となるカカオの生産国というのは概して貧しい情報弱者であることが多いので、おいしいものを消費者のみがいい思いをして手に入れるという不均衡な経済を均一にしてくれる取り組みの中で生まれている商品ということです。
生産者の方にも大きな負荷をかけずに提供していただけるように消費者としても貢献できる点が嬉しいと思います。
おそらく阪急系列で販売されているんでしょうね。
阪急オアシスや大阪駅のLUCUAイーレ地下にあるキッチンマーケットで購入できますが、お近くにない方はネットでも入手できます。
是非探してみてください。
ネットではおそらく配送時に溶けてしまうため冬季限定となっているのかもしれませんが、店舗では年間を通して見つけられると思います。

